- リボ払いがダメって聞くけど、何がダメなの?
- リボ払いで限度額オーバーしてしまった。まずい。
- 毎月赤字会計でリボ払いの繰り上げ返済ができない。
こんな悩みはありませんか?
この記事で紹介する「お金の不安を減らす7つの行動」を1つでも実践すれば、リボ払い完済の一歩を踏み出せます。
そのわけは、毎月赤字会計だった筆者(@bibirina_amaru)がこの方法で限度額までいったリボ払いの借金を完済できたからです。
この記事の内容
- リボ払いのこわ〜い支払い方法と手数料
- 私のリボ払い完済方法
- お金の不安を減らす7つの行動
- お金の不安を減らしてリボ払い完済
リボ払いの残高に不安を抱えるているなら、じっくり読んでみてくださいね。
リボ払いのこわ〜い支払い方法と手数料
リボ払いは支払い方法のひとつ
リボ払いは、クレジットカードの支払い方法のひとつです。
毎月一定額を返済が終わるまで払います。
リボ払いのよくある支払い方式は次の2つ。
- 定額方式(一定金額を毎月返済)
- 残高スライド方式(毎月の返済額が残高によって変化)
毎月一定額なら楽じゃん!っと思ったあなたは要注意。
リボ払いの沼へハマってしまいますよ!
こわ〜い手数料と返済期間がどれくらいかかるかを見ていきましょう。
実質年率15%という手数料
リボ払いは実質年率15%でとても高い手数料です。
消費税の10%だって高いと感じるのに、さらにその上をいく15%です。
JCBカードのリボ払いシュミレーションを使った具体例を紹介します。
もしもいま30万円をリボ払いで使ったら?
- 月の支払い:5,000円
- 支払い元金:300,000円
- 支払い合計:413,846円(内手数料 113,846円)
- 返済期間:約5年
手数料で11万円越えです。
他に使い道があったはずの11万円を、手数料として支払うことになるんです。
手数料のかかり方にも注意
- 定額支払いとは別に手数料がかかる
- 定額支払い額内に手数料が含まれる
②の場合は支払っているのがほぼ手数料で元金が減ってないこともあり得ます。
ということで、手数料15%を軽くみていると危険。
あなたが払っているのはほぼ手数料・・・なんてこともあるので手数料15%はとても怖いんです。
動画で勉強しよう
気軽に勉強できるYouTubeで、リボ払いの知識を強化しましょう。
YouTubeがおすすめな理由は、10分程度の動画で非常にわかりやすいからです。
初心者におすすめの動画
多くの動画で言われている内容のまとめると、
- リボ払い(他のカード払いも含め)をやめる
- 繰り上げ返済で1日でもはやく完済
- 貯蓄・投資より先に返済優先
という内容が多くみられました。
ではこの3つの内容に対して、私のかなり邪道なリボ払い完済方法を紹介していきます。
私のリボ払い完済方法
私のリボ完済までの流れ
- 倹約
- 貯蓄
- 投資
- リボ払い完済
YouTuberさんが推奨しているはよ借金返済!を完全に後回しにしたプラン。
お叱りを受けそうなプロセスを経て完済に至ってます。
どうして後回しになったかというと、常にお金の不安があって借金返済までのプランが見えなかったから。
- すでにリボ払いは限度額オーバー(2社分)
- 毎月赤字で繰り上げる余裕なし
- ストレスで娯楽にリボ払いを使う(限度額を常にキープ)
完全に現実逃避モードに入っていました。
リボ払い完済の転換点となったのは、お金の不安を減らす行動をし始めたことです。
お金の不安を減らす7つの行動
前提にこれから紹介する行動を一度に行う必要はありません。
私の場合、できることから1年半かけて行動を変えていきました。
重要なことから順番に紹介しますので、まずは1つでもOKなので試してみてくださいね。
①リボ払いをやめる
まずはリボ払いで支払うのをやめましょう。
なぜならリボ払いを止めない限り、借金も手数料も膨らむから。
リボ払い以外の翌月1回払いや分割払いについても同様です。
つまり毎月の支払いをこれ以上増やさないことが大事です。
②リボ払いの残高を確認する
リボ払いの残高をわかっていないなら、すぐに確認しましょう。
複数のカード会社でリボ払いをしている場合、返済できないくらい残高が高額になっていることも。
現時点で返済が立ち行かなくなっているなら、いますぐ家族や専門職の方に相談しましょう。
実をいうと私が正確に残高を確認したのは完済の4ヶ月前。
返済できる金額(約30万円)でしたが、100万円を超えていたら手に負えなかったと思います。
返済可能かを見極めるためにも早めに残高を確認してくださいね。
③キャッシュレス+家計簿アプリ
クレジットカードのリボ払い・1回払い・分割払いをやめて、支払いはデビットカードがおすすめ。
理由は、キャッシュレス決済と家計簿アプリでお金の管理が簡単にできるから。
デビットカードの特徴
- 指定の銀行口座から即時引き落とし
- 口座の残高以上に買い物できないので使いすぎ防止
- 現金感覚で使える
- 買い物でポイントが貰える
参考まで私が利用している2つを紹介。
- 楽天デビットカード
- マネーフォワードME
家計簿が苦手な私でもマネーフォワードMEを3年続けているので、使ったことなければ挑戦してみてください。
④固定費を見直す
家計簿アプリで収支を把握できたら、固定費を見直せるか確認しましょう。
毎月の固定費が下がった方が長期的にお得。
見直しにおすすめの固定費
- 通信費
- サブスク
私の場合は、スマホの通信費を大手キャリアから格安プランに変更しました。
スマホ代:約7,000円→約2,700円(年間51,600円の節約)
すぐに変えれるような通信費やサブスクの見直しが楽なのでおすすめです。
⑤生活防衛資金を貯める
生活防衛資金は働けなくなったときなどでも生活を維持できる資金のことです。
目安は生活費の6ヶ月〜1年分。
この生活防衛資金を貯めるのに参考にしたのは『バビロンの大富豪』です。
収入の十分の一を貯金せよ
出典:漫画バビロンの大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
この方法がおすすめな理由は、貯蓄0だった私が1年で50万円以上の貯蓄ができたからです
手取りが20万円なら、20,000円を先取り貯蓄するだけ。
手取りの10%を目安に、無理なら10,000円でもいいので先取り貯蓄しちゃいましょう。
バビロンの大富豪の教えは貯蓄・返済の参考になるので、かなりおすすめです。
⑥自由に使うお金を決める
家計簿アプリで収支を把握した上で、自由に使えるお小遣いを決めましょう。
あらかじめ使っていいお小遣いを決めることで、過剰な浪費を防止します。
例えば私の場合は、お小遣いを月30,000円と決めました
お金にゆとりを持つためにも、可能な範囲内で自由に使えるお小遣いを設定してみてください。
⑦つみたてNISAで少額投資を始める。
つみたてNISAで少額でもいいので、投資を始めてみましょう。
リボ払い完済してないのに!?と思われるかもしれませんが、投資に回せるお金がある=黒字になっていますよね。
私が投資を始めたのは①〜⑥の行動をした約1年後です
貯蓄もあり投資もできる状態であれば、リボ払い完済も手の届く範囲に入っています。
リボ払い完済の予定に目処が立ったら、老後資金として投資の計画を取り入れてみてくださいね。
お金の不安を減らしてリボ払い完済
返済の前段階
7つの行動を実践し毎月の赤字から脱出できていれば、繰り上げ返済に当てれるお金が捻出できるようになります。
1年実践した成果
- 0から750,000円の貯蓄
- 毎月30,000円のお小遣い
- 毎月10,000円の投資
- 毎月30,000〜80,000円の浪費を削減
ここまでくれば、お金の不安もかなり軽減。
手元にまとまったお金があることで、ようやく繰り上げ返済に踏み切れたんです。
返済計画
2021年12月に考えた私の返済計画について説明します。
まず残高から見ていきましょう。
- A社:約70,000円
- B社:約230,000円
この時点で30万円の残高がありました。
では、ここから返済計画です。
まずは、借金元を減らすことにしました。
貯蓄から捻出して、A社の70,000円を全額返済。
貯蓄から捻出して返済。
貯蓄と3月収入の余剰金から返済。
貯蓄から捻出してB社の約100,000円を全額返済。
以上が私が返済した流れです。
貯蓄使ってさっさと全額返済しなさいよね!という言葉が聞こえてきます(笑)
びびり症のため踏み切れず、まずは10万円切ってるA社の全額返済からスタート。
A・B社ともに残高が10万円前後になったタイミングで全額返済に至りました。
20万円、10万円と返済額の数字や桁数が切り替わると返済する心持ちが楽になってきます。
いきなり全額返済が厳しいなという場合は、例えば残高が30万円なら20万を目標に返済してみてください。
まとめ:リボ払いをやめることから始めよう
これまでの復習をしてみましょう。
リボ払いとは
カードご利用金額や件数に関わらず毎月のお支払元金をほぼ一定にする支払い方法
リボ払いのこわ〜い手数料
実質年率15.00%(カード会社により変動するので要確認)
お金の不安を減らす7つの行動
- リボ払いをやめる
- リボ払いの残高を確認する
- キャッシュレス+家計簿アプリ
- 固定費を見直す
- 生活防衛資金を貯める
- 自由に使うお金を決める
- つみたてNISAで少額投資を始める
7つの行動を実践いただければ、リボ払いの完済は不可能ではありません。
リボ払いで毎月の家計が苦しくなっている方は、リボ払いをやめることから始めてみてくださいね。
お金にゆとりのある人生のため、第一歩を踏みだしましょう!
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